左利きであることで多数派の右利きの方には分からない不便を感じたり、諦めたりすることもありますので左利きについて思うことをまとめました。
◆少数派の左利きの生活ってどうなの??
・左利きの割合は??
・国別ではどうなっているの??
・左利きでどんなことが不便なの??
・左利きで生きてきた視線で左利きは直す方がよいの??
では、左利きについて自身の周りを見渡してみると称す派であることは理解できますが、では具体的にどの程度の割合なのかデータを探しました。探してみました限りでは情報源としてあまり確かのものがありませんでしたが、見つかりましたデータをのせてみますが信頼性については明らかではありません。
◆左利きの割合について:
*情報源の信頼性は定かではありません。
*情報源はLEFTYFRETZ.COMです。
・世界の左利きの割合は12%程度
・左利きの可能性は男性が23%高い
・両親とも左利きの場合、子供の左利きの確率は24%
・右利きの父親と左利きの母親の場合、子供が左利きの確率は22%
・左利きの父親と右利きの母親の場合、子供が左利きの確率は17%
・両親ともに右利きの場合、子供が左利きの確率は9%
◆国別の左利きの割合:
・オランダ 13.23%
・アメリカ 13.1%
・ドイツ 13.1%
・カナダ 12.8%
・イギリス 12.8%
・アイルランド 11.65%
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・日本4.7%
・左利きの割合の推移
1860年 2% 1940年 10% 1900年、2000年12%
*1940年に突如として4%から10%に増えていたりで当時のデータを正確にとれたのか疑問ですので比較的に新しい2000年以外はデータはあてにならないようですね。
日本の左利きの割合は11%という数字もネット上にはありましたが情報源がどれもあまり信頼性がなさそうです。自分の周りをも増しても10%⇒10人に1人もいるようには見えないので、日本の左利きの割合はこちらのソースの方がまだ現実に近いかもしれませんがどうなのでしょうかね??左利きが少数派であるのは事実ですね。
◆左利きでどんなことが不便なの??
・そろばんは左手ではできない
今はもうないのかもしれませんが小学生の頃にそろばんの授業がありました。
どうしても右手でパチパチとはじくことができないので左手で操作しますと手で隠れて見えないのでそろばんは半ばあきらめて右手で操作せざるおねないでした。
・彫刻刀、その他刃物が右手用の刃先になってる
日本の独自の刃物は右手用になっています。左手で持つと裏側の平らな面になるので削ったり切ったりできません。
工作で使いにくい右手で木材を彫刻した際にぐさりと皮膚に刺さり3針縫うことになった嫌な思い出があります。
・ハサミは右手用になっている
今でこそハサミの指を入れる穴の部分の大きさが左右同じ大きさになっていて右手でも左手でも切ることができますが以前は紙を切るハサミでさえ左右非対称の穴でした。
子供の頃のハサミは片側の指を入れる穴が小さくなっていて左手では使えない構造でした。→無理やり使わざる負えませんでした。裁縫ハサミは今でも左右非対称なんですかね?特に固いものを着る際には力がいるので小さい穴に無理やり指を2本とか入れなくてはいけないのでつらい思いをしていました。
・自動販売機のお金を入れる、カードをかざす部分はすべて右側です。
左手で右側に手を伸ばし小銭を入れます。非常に入れにくいです。
最近のスーパーマーケットにある生産期もお金を入れるのはすべて右側です。
・電車の駅の改札はすべて右手用
皆さんが何気なくPASOMOやSUICAをかざすのは体の右でしょうか、左でしょうか?
すべて右側です。左利きの私は自動販売機同様に手を体の前にクロスさせてかざします。
・コンピューターのマウス 特に高級なもの
パソコンが普及始めたころはマウスの形が左右対称で右手で操作する形になっていました。
最近でこそ左右対称が主流になっていますが、いまだにゲーム用などの多機能マウスは右利き用に設計されています。
・デスク、勉強机
基本的に仕事用や学習用デスクの引き出しは右側にあります。デスクに対して左寄りに座ってちょうど引き出しのある右の部分に肘が来る状態です。
左利きですと左寄りに座っていますので肘が飛び出ます!!
・カメラ
カメラの操作系のスイッチは画面右側に並んでいます。
左利きですと右手で操作するのがしずらくてしょうがありません。
・携帯の見開きタイプのケース
蓋を左側に開けます。左利きの人は左手でスクロールしたいです。
・時計
左記ですと時計は右手にしたいです。
そうするとリュウズというボタンが腕の上部に刺さるように食い込みます。
また、そのボタンの操作をする場合左手にして右手では操作できますが、右手にした場合は腕側にボタンがあるので時計を手から外さないと操作できません。
これはPANERIというメーカーが発売しています左利き用時計でボタンが向かって左側についてる左利き専用のモデルです。
上の写真はTUDORというローレックスの姉妹ブランドです。
こちらはSINNの左利き専用のモデルです。
ですがご覧のようにヨーロッパの高級時計メーカーのものばかりで私のような小市民にはなかなか手が出るものではありません。
以前興味本位でPANERAIで聞いてみたところ数年待ちのようですぐに購入もできるものでないようです。そんなに多くの数を量産してはいないんでしょうね。
・電気製品 例えば電子レンジ、オーブンなど
スイッチ類はすべて右側にあります。左利きには本当に使いにくいのです。
・文字を書く
横書きで左手で書くということは左から右への移動です。
小学生の頃は鉛筆を使用して書いていましたので左手の小指から下の横の部分が真っ黒になる、あと左から右に押しながら書くので書きずらい、です。
・トイレットペーパーの設置は右手側
思いつく限りでは大半のトイレットペーパーの設置は右手側です。たまに左側もありますが本当に少ないです。
と、思いついたことを挙げてみましたがまだまだあります。
左利きは少数派であるためそのことに対しては順応せざる負えないのです。
今思いますと幼稚園のお絵かきの時にクレヨンを持つ手が左手で先生に毎日毎日、何度も直すように言われていましたが書きにくい右手で書こうとは努力しましたが、できませんでした。
右手で字を書こうとしても、絵を描こうとしてもお箸を持とうとしても左手のように自由にできないのです。
右利きの人に左手を使うように言うのと同じことで、当然利き手のように自由には使えないのと同じ状況です。
小学生になった時には先生からもっと威圧的に直せと言われ、いろいろな先生に叱られた記憶があります。
左手で書いたり、お箸を持つことが当時は悪いように言われてまして、悪いことなど何もしていないのになぜ叱られなくてはいけないのか、まったく理解ができませんでしたので学校に行くのが嫌になったこともありました。
先生が変わるたびに何度も何度も右手に直すように言われましたが、右手に順応することは最後までできませんでした。
そのせいで今でもオール左利きです。
幸いなことに両親は理解を示してくれて家庭では決して右手に直すように言われることと学校に対しても話を何度もしてくれていたことが救いでした。
今の時代の教育は以前私が体験したように先生から右手に直すように強要されることはないのでしょうね。
自身の経験から子供たちが利き手を直すように決して強要されないことを願います。
左利きの子供に対して理解ある気持ちで接してください。
右利きの人が右手は使うのと同じで左手が利き手なだけで何も悪くありません。