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股関節骨折(大腿骨転子部) 8ヶ月経過

昨年12月に転倒により大腿骨骨折をしてしまい現在8ヶ月が経過しました。

大腿骨の骨折は愈骨に要する時間が通常の骨折より相当長くかかっているようです。以前に鎖骨を骨折した際にはギブスを1ヶ月程で外すことができました。

 

救急車で病院へ搬送されてから手術までコロナの感染確認の為に4日間の隔離が必要とのことで手術までに時間が空いていたのですが、その間は寝返りすることもできないくらいの痛みがあり今後回復ができるのか不安でいっぱいでした。その間は痛み止めの薬の服用もなく数回行われたPCR検査の結果が出るまでの3日という時間が過ぎるのをただ待っているだけでした。

そして入院後4日目に手術となり金属を骨折部に埋め込み痛みはある程度収まった状態でしたがまだ動ける状態ではありませんでした。

手術の数日後にはリハビリが始まりました。

当初のリハビリはサポートなしで自律した生活ができることに重点が置かれた訓練でした。

最初は寝た状態で骨折した右足を持ち上げること、それと膝を曲げることでした。当初は足が腫れているせいもあり30度程度しか曲げることができませんでしたが日を追って45度になりと徐々に曲がる角度が大きくなっていきました。

手術後から尿道に管をさして尿が自動的に出るようになっていましたが、この頃になると管を外して尿瓶への移行となりました。

次にベットから起き上がり車椅子に乗る訓練でした。

この訓練の成果で車椅子でトイレまで自力で移動し、更に車椅子から便座に移動して用をたすことが可能になりなりました。

その時点では骨折部の痛みもあったせいか最初は恐る恐るの移動でしたが直ぐに問題なくトイレに行くことができるようになり尿瓶から解放されました。

 

それと同時に一人で浴室に行きシャワーを浴びることができるようになりました。

脱衣所まで車椅子で移動し、座ったまま服を脱ぎ、手すりをつたいケンケンで浴室にある介護用の丈夫そうな入浴用椅子へ座りシャワーを浴びるこができるようになりました。健康な状態であればなんということもない事ですが身体も一部が不自由なことで移動することや衣服を着ること、脱ぐことなどがとても大変なことがわかりました。

 

次のステップは松葉杖です。松葉杖を使用しての歩行訓練でした。

松葉杖で移動ができるようになりますと車椅子とは違い移動の自由度が増します。今思えばなんともない杖の使用ですが当初は杖が床面に引っ掛かり躓きそうになりましたが慣れればスムーズに歩けるようになりました。

最初は骨折した足のゼロ荷重、次に30%荷重、次に50%、そして4ヶ月目にして100%荷重というステップで徐々に増やしていきました。

また当初3ヶ月間の超音波治療をしましたが4ヶ月目の検査では愈骨があまり進んでいなかったようで4ヶ月目から再開となり現在でも継続しています。

画像は左から手術直後、6ヶ月後、7ヶ月後

 

8ヶ月経過した現在は杖なしでも歩行は可能ですが、長時間歩いていると患部に痛みを感じるようになってきます。また長時間座っていた場合には立ち上がり歩き始めの10歩くらいは痛みを感じます。また歩行の姿勢ですがやはり痛みを庇おうとするせいか若干右側に傾いてしまっています。

また階段を登る際には痛みを感じるのでまだ完全に骨折部はついていないように思います。

 

リハビリの先生によると使っていなかった右足の筋肉が衰えてしまっている為筋力をつける必要があることと、患部近辺の筋肉が硬直しているので揉みほぐす必要があるとのことです。

今週末には再度レントゲンを撮る予定ですのでどれくらい愈骨が進んだのか見るのが楽しみです。

 

 

一体いつになれば骨が完全に治るのか、痛みがなくなるなり運動することができるようになるのか、未だ不安を感じていますが完治を信じてこれからも頑張りたいと思います。