Windows機でとても使い勝手が良く気に入っているノートパソコンにDell製のXPS 13 9350 というモデルがあります。その後継モデル9360が出て両方とも持っていました。
このモデルはモバイル性を重視したハイスペックモデルで液晶もMacに負けない解像度を持っていてます。また、写真の通り液晶周りがフレームレスのため本体がとても小さく、そしてMacBook Airにも負けないくらいの薄いモデルです。
子供がそれまで学校でMacを使用しておりましたがWindows機が欲しいということで、このあまり使用していませんでしたDell 9350 i7を購入しました。
中学生の子供にはちょっとハイスペックすぎたかな、とかんじましたが高学年になっても使えるだろうということ、ある程度のゲームもこなせるかな、と思い決めました。本当のところはMacではできないゲームがあってWindows機に移行したのが本当のところではなかったのかと思っています。
使用環境は学校に毎日持って行っていたためにとてもハードに扱われ2年目で壊れました。
そして修理をしてまた1年してまた同じ場所が壊れ、その時点で買い換えをしていました。
そして今回も買い替えから2年を過ぎたところで昨日また同じ箇所が破損してしまいました。既に2年くらい経過しているので前回同様に保証期間は既に終わっています。
これで同じ箇所の破損が3度目になります。
このXPS 13 9350、9360はとても薄いモデルのため設計的に寸法を追い込みすぎているようで、開閉時に負荷のかかるヒンジ付近に耐久性の問題があり、使用しているうちに疲労によりフレームの割れが発生してしまうという持病があります。
3回とも同じ箇所が破損しまいましたので恐らく同じ症状で修理に多額を費やしたり、買い換えをせざる終えなかった人が多いいのではないかと考えられます。
ですがここでこんな高額な、そしてi7のハイスペックモデルのノートパソコンを諦める訳にはいきません!
香港、中国に20年以上もいたためどこで壊れた部品が調達できるか、前回の修理同様に目星があるので今回もまた部品を取り寄せ修理をしてみることにしました。
この部分の構図は表から見ますとカーボン調のケースの裏にグレーの板が張り付けてあります。そして液晶のヒンジがこ写真の赤丸下部分にネジ留めされています。
そして液晶の開閉を繰り返しますとこの部分に負荷がかかり、そこが疲労して折れてしまいます。また上の写真を見てわかる通りとても細くなっている部分であること、この折れる部分が成形時のパーティングラインがあり厚みも薄くなっています。
これはどう考えても設計ミスかと思いますね。またもしこれがThinkPadでしたらこの部分はマグネシウムなどを使用して強度を保つようにしていると思います。
このような部分にDELLとThinkPadの技術力と堅牢性の大きな差を感じます。
このような理由で基本的に私自身ThinkPad派です。
更に厄介なことに前回は裏から見て左側が破損しました。この部分はスイッチも同じ部分に止められていてスイッチの留める部分のフックが折れていたために交換が必要でした。
今回は右側でAC INのジャックが止まっていてやはりそれを止めるフックが割れていましたため交換が必要なため、注文をしました。
今はこれらの部品が中国から届くのをおまっていますがコロナウイルスの影響で飛行機の便数も相当減っているようですのでいつ届くかわかりませんが、気長に待ってみたいと思います。
また部品が届いたところで修理の手順を書きたいと思います