今日注文していましたDell XPS 13 9350のパームレストが中国より届きましたので、交換作業をしてみました。
注文したのは4月24日でしたので11日間で到着です。現在はコロナウイルスの影響もあり、飛行機の便数も減っている中で予想していたよりも早かったと思います。
早々に確認しましたが中古部品ということもありちょっと傷などはありましたが、まあ許容範囲内ということにしておきます。
それでは作業開始です。
最初に壊れたPCの裏蓋を外す作業です。単純に裏のネジを外すだけです。
全てのネジを外し裏蓋を開けますと下の写真のように基盤、バッテリーなどの臓物があります。
次にショートを防ぐ為バッテリーのケーブルを外し、スイッチを何回か押して蓄えられている電流を放電させて作業開始です。
これが壊れている部分になります。それにしても構造的に弱い部分ですね。
手順は
①左右にあるスピーカーを外す
②バッテリーを外す
③ファンとCPUの冷却装置を外す
CPUに放熱用のペーストが塗られていますが大分乾燥してきているのでアルコールを使って剥がしておく。冷却装置側も同様に。
④LANカードについているケーブルを外す。
⑤マザーボードを外す ファンの横にも小さな基盤があるのでこちらも外す
マザーボードを外しますと今度はキーボードがでてきます。沢山の小さなネジで止まっていますので頑張って全部外す。
これで全ての部品がパームレストから外せました。
細かいケーブル類の取り外しは割愛しております。
ここでキーボードが外れましたので隙間に入り込んでいるホコリや食べカスなどのゴミが相当気になりましたので綺麗にしておきます。綿棒とアルコールでお掃除をしておきました。
いろいろと飲み食いしながらパソコンをいじっているので、こればかりはしょうがないですね。
これが壊れた箇所になります。
途中で液晶を固定しているヒンジのネジを外して液晶側を外しておきます。
これからはこれまでの工程の逆をたどって組み立てていきます。
これで完成です。
ACコードをさしてLEDも光りましたので通電もOKです。
今回で左右は違いますが同じ箇所が3回も壊れるって設計ミスとしか思えません。
このモデルをお持ちで同様の故障で保証期間後に、修理不可とメーカーに言われて買い換えた方が沢山いるのではないかと思い、この情報が役に立てばと思います。
それにしてもDellの上位機種でこれでは困ったものです。