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Dell XPS13 9350 持病が4度目の再発 ヒンジ部破損

先日眠くてまったりウトウトとしていましたら起こされてDell XPS13の不具合を家族に告げられました。

このモデルは子供が中学生の頃から使用しているモデルで今使用しているものは2台目になります。呼ばれて思ったのは恐らくこれまでと同様にヒンジの付け根の部分がまた壊れたのだろうと察しはついていました。

状況を確認しに行くとやっぱり予想通りでした。

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横から見ると裏蓋が開いてしまっているのが分かります。原因はヒンジがネジでパームレスト側に留められているのですがその付け根が折れるという現象です。

詳しくは2020年5月に書いておりますので参考にURLを貼っておきます。

https://dodojp.hatenablog.com/entry/2020/05/03/143355

今回で同じ故障が4度目の再発になりました。

前回に壊れて修理したのが2020/5月でしたので丁度2年になります。

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4度も同じ場所が壊れるとは設計の問題としか考えられませんね。このモデルはロングランしているモデルですが改善されていないようです。他の同モデルを使用されている方が同様にこの部位が壊れているのか知りたいところです。

メーカーとしては補償対象期間後に壊れてくれるので、消費者側は保証もなくなり買い替えを余儀無しなくてはならなくなる、という状況です。もしジャンク品を再生するという趣味がなければこの理不尽とも言える状況に泣き寝入りをしなければならないことになります。

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さて、分解して中身を見てみますとこれまでと全く同様にプラスチックの台座に蝶番をネジで留められていて、その根本がもぎ取れるという現象でどう見ても貧弱な構造で無理もない構造です。ウルトラブックというカテゴリーのノートパソコンは薄さを最優先しているせいもあり強度的な問題はプラスチックを使用している以上は避けられないと思います。

Apple のMacBook系はアルミのボディを使用していて、パームレスト部も同様アルミなのは強度の為と理解ができます。

この箇所の修理は今回で4度目ですので勝手はわかっています。

先ずは部品を中国から調達です。大体3週間ですね。

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3週間前に発注していた部品が本日届きました。いつもの如くガムテープでぐるぐる巻きで開封に一苦労です。

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当然このようなパーツは解体したものから取り出した中古の部品になります。今回送られてきたものはi7 Gen 7のシールが貼ってありました。

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このパーツはカーボン柄が樹脂で覆われていてたまにベトつきがあるものも見られますが今回のものはベトつき、使用感、テカリ、傷などもなく程度は良い方かなと思います。

組み付けを開始します。

最初に現在取り付けらているすべてのパーツを新しいパームレストに移植です。

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最初にバッテリー、スピーカーを外して次にファンとマザーボード、Wi-Fi Lanカード、そしてキーボードの取り外しです。

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細かい作業は過去のブログに書いてあるのでそちらを参照してください。

何しろキーボードを止めているネジが多いいので面倒です。その点ThinkPadのキーボードは全体が簡単に着脱できる構造ですのでメンテナンス性が良く考えられています。

かれこれ40分程ひたすらネジを外してまた付ける作業を繰り返して完了です。

最後に電源を差し込んで通電テストです。間違えがあると通電しない、起動しないことになるので緊張の瞬間です。

無事起動しましたのでこれで作業は完了です。

 

作業中に行った保守作業はCPUのグリースの交換、ファン及びマザーボード、裏蓋に溜まっていた埃の除去と掃除です。

この作業を終えてこのパソコンが再び延命されました。ですがもしこれが子供1人でしたらもう壊れたものとして諦めて新たなパソコンを買うことになるのでしょうね。だからジャンク品があれ程多く販売されているのも頷くことができます。

この部品交換と保守作業で後2年は持ってもらいたいところですが、バッテリーがそろそろ寿命が近そうです。こればかりは消耗品ですので交換が必要なるのはしょうがないですね。

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子供はとても用心深い性格でカメラをハッキングで覗かれることを恐れてテープを貼って目隠しをしています。

本当に必要かな?