今回購入したモバイルワークステーションの続きになります。
前回は購入から状態確認、そしてファンを取り外してのお掃除までを行いました。
そして使用できる状態までするのには次の作業が必要になります。
1、CPUの放熱グリースの塗り替え
この個体は2016年モデルのようですのでかれこれ6年の月日が経過しています。ワークステーションという性質上ある程度の高負荷で使用されてきたことが予想されますので、CPUのグリスが乾いていることが予想できます。ファンにあれだけの誇りが溜まっていましたのでメンテもされてこなかったと思います。
2、キーボードの交換
キーボードのキートップが2つないのとSPACEキーがグラグラしているのでキーボードは消耗品と考え交換が必要です。
早速オリジナルの英語版キーボドを探しオーダーをしておきました。金額は2000円しないくらいでした。
3、SSDの交換
SSDは東芝製の512GBのものが付属していましたが、SATAタイプでしたのでM.2 NVMにスピード重視で換装します。
4、OS Windowsのインストール
Windows10をインストールしましたが自動認証しませんでした。従い手持ちのの以前購入していたWindows8 Proで認証させて、Windows11へアップデートしていきたいと思います。
ざっとこのようなことを進めていきます。
先ずはファンを取り外したついでにグリースの塗り替えです。
予想通りCPU側もGPU側も量ともほぼ乾き切っていました。高性能なCPUのZeonですので高音になるのでしょう。性能を引き出すためには冷却はしっかりしないとダメですね。
次に注文していましたキーボードが届きましたので換装です。
キーボードにアクセスするためにはマザーボードを取り外してからキーボードを外すことができます。この構造は以前にキーボードの感想を行ったXPS13と同じ構造になっているので勝手は承知していました。
新旧のキーボードを並べてみましたが同一で問題はありません。取り寄せたもは新品でしたので安心しました。これまでには中古品を送りつけられたこともありましたので心配をしていました。
気をつけなくてはいけないのは英語版でもUS版とUK版がありキーの配置と形に違いがあるので購入時には注意必要です。UK版はドル💲マークでなくポンド£マークでEnter辺りも配列が違います。心配しましたが無事US版が届きました。またこのモデルの日本語版キーボードはなかなか出回っていないのでジャックを購入する際には日本語版ではないUS版がお勧めです。
換装完了し動作確認も問題ありませんでした。
次はSSDを換装です。
購入時に付属していたSSDはSATAタイプでしたので書き込み、読み込みのスピードを考えM.2 NVMeへ換装です。
ストロット自体はあるので差し込むだけの作業で完了です。
何なく完了しました。
次にOS Windowsのインストールです。
だいぶ前に購入しておいたWindows8のライセンスキーがあるのでWindows10をインストールして入れてみたら無事に認証されました。
そしてWindows11へのアップグレードです。
W11へのアップグレードは本機は対象外ですのでそのインストール方法は検索すれば出てきますのでここでは割愛しておきます。
ここでもう1つ作業を追加しました。別に所有しているXPS15とディスプレイを換装です。
XPS15のディスプレイは4K 15.6インチ LCD タッチスクリーンで、オリジナルのPrecision 5510のFHDとは別物です。でもタッチスクリーンは使うことはないと思いますけど?
換装は至って簡単で左右のネジで取り付けられているのでそれを外して付け替えるだけです。
これで一連の作業を終えましたのでこのPrecision5510のBack to Lifeは完成です。
準備が整ったのでこれからガンガンと使い倒していきたいと思います。