モバイルバッテリーをDIYで作ってみました。
先日ジャンクで購入したAsusのノートパソコンのバッテリーがチャージできなかったので交換をしました。
取り外したバッテリーですがどうなっているのか構造が知りたく分解してみました。とても単純な構造で円筒型のバッテリー4本を直列で繋ぎ合わせているだけのとても単純な構造でした。
リチウムバッテリーは過充電によって発火してしまう可能性があるので過充電を制御する基盤がそれに取り付けてあるものです。
この構造が分かっていれば新しく購入したバッテリーを4本繋ぎ基盤を取りつければDIYで簡単にできるので、高い新品バッテリーを買わずにとても安く作ることができたんですね。
取り外した円筒型の充電バッテリーですがLG製のものでLGDBD 11865という品番でした。
チャージャーングボルト4.35 volt、3000mAのもので4本で12000mAです。
それぞれのバッテリーの電圧をみましたところまだまだ使えそうでしたので何か利用できないか考えてみました。そういえば最近スマホのバッテリーが朝フル充電の状態で出かけても午後3時頃になると30%程度まで消費してしまい、とても1日も持たない状況になっていて帰りにはスマホの電源が切れてしまいましたのでモバイルバッテリーがあればな、なんて最近はよく思っていました。
そういえば最近Aliexpressに面白いものがないか物色していたところDIYのモバイルバッテリーのケースが販売されていることを思い出しました。それも丁度11865を4本入れるものだったので、早速探して注文してみたところ3週間程で届きました。
中にはバッテリーが4本入ります。それと過充電制御の回路が組み込まれています。基盤にはUSBポートが2つ、Cタイプのポートが1つ、Micro USBポート1つがあり、ありがたいことに急送充電対応とのことです。ケースの面にはデジタル表示があってバッテリーの充電率の表記があります。
早速バッテリーを挿入して充電を開始してみました。
無事に充電を開始してフル充電になりました。
残量表示があるので充電時期がわかるのでとても便利です。
市場では多くのモバイルバッテリーが販売されておりますが、ほぼ中国製のバッテリーが使用されていて火災や爆発事故のニュースがよくあるのでどうも手が出ない状況でした。以前中国にいたときの購入したものは購入後数ヶ月で破裂しそうなくらいまで膨張してしまいそれ以降は中国製は恐ろしくて買えなくなってしまいました。
DIYではバッテリーを自分で選択することができるのでより安心して使用できると思います。秋葉原に行けば色々なメーカーと種類のリチウムバッテリーが販売されているので選択の幅は広いと思います。
これで今使用しているスマホが延命できました。
ちなみに購入したモバイルバッテリーケースは送料込みで800円程度でした。バッテリーはリサイクル品ですので僅か800円でDIYで作ることができましたのでとても満足です。