先日、香港の環境汚染について考えていた矢先に汚染事故が起こってしまった。
パーム油の流出は、中国南部珠(Pearl River)の河口付近で3日に起きた船舶2隻の衝突事故により発生。香港当局によれば、その際に貨物船から約1000トンのパーム油が流出した。当局関係者は、うち約200トンが香港の岸に流れ着く可能性があると述べている。
今回流出し香港や中国沿岸部にたどり着いたパーム油を回収し市場に流す悪知恵を働かす輩が出没するのは想像できます。食用パーム油は海水中の有害物質を吸収すると危険な影響を及ぼす恐れがあると指摘されています。
パーム油はポテトチップス、ファストフード、カップラーメン、マーガリンなどに使われていてパーム油に含まれているトランス脂肪酸が心臓疾患などの健康リスクがあるとされています。
日本では規制の対象はなっていないようですがアメリカでは規制されていて香港で購入するアメリカブランドのポテトチップスの袋にはOUT SIDE USA ONLYなどと記載されているのはそのためです。
また香港海域にはピンクイルカが生息しており影響が懸念されます。
すでに香港では多くのボランティアの方々による除去活動は進んでいますが政府の大規模な汚染処理を期待しています。
でも香港ではこのようなニュースで大騒ぎし、除去活動が進んでいますが対岸の中国沿岸部はどうなっているのでしょうか?
あまり考えたくないのと中国ではやはり食品を口にしたくない気持ち(決意)がより増しますね。