今日の香港マーケットは+0.56%とあまり値動きがなく終わりました。
・HSI 26819.45 +149.70 (+0.56 %)
・HSBC 42.00 -0.35 (-0.83 %)
HSBCの本日は-0.83%でした。
HSBCは今年2月より株価を下げ続け9月には$27.50で底打ちしてから上昇トレンドに変わりましたので、少し様子をして長期目線で$40を越えたところでエントリーと考えていましたので本日買い増しをしました。
HSBCの下落の要素としては米中経済戦争の影響を受け、中国政府側からはHSBC銀行は中国での事業拡大計画の潜在的脅威など、複数の難題があるとされ、中国が発表した新制度(中国の国家安全保障を損なう外国企業や個人に制裁を科す新制度)において、中国共産党系メディアの環球時報が「HSBCは信頼できない企業リストに掲載される可能性がある」と報じていることが大きな原因の一つであるとのこと。
また、アメリカ側からは財務省の当局「FinCEN(フィンセン)」の内部文書流出により、マネーロンダリングへの対応不備を指摘されています。
このニュースは5~6月頃から話が伝わってきたようで9月になってフィンセン文書の流出が報道されましたので、2月から大きく下落が始まりました原因として考えられるのは2020年はコロナウイルスの感染拡大による、イギリスの中央銀行からの要請を受け、配当金支払いを停止、年内は配当金を支払わないことも大きく影響していると考えられます。
中国平安保険から9月に出資を受け今は最大の株主になっていますが、その時点で配当の再開の話も出ていましたので12月が迫っているのでそろそろ何らかの話があるのではないかと期待をしています。
それと米国の大統領が1月にはバイデン氏に交代することを受け米中経済戦争も多少は軟化していくのではないかとも期待をしています。
復配に期待です。
・BABA(ALIBABA)269.00 +2.00 (+0.75 %)
アリババは昨日に続き$270を行ったり来たりで270辺りが抵抗になっているようです。
RSIは55ですがMACDが長期も短期もチャートの通りともにBEARISHです。
本日TENCENTは2.27%上げ$586に上昇しました。
比較しますとALIBABAは+0.75%でボリュームも売りが優勢で買いの勢いのない状態です。
・PIANG AN 90.90 +1.50 (+1.68 %)
中国平安保険です。この銘柄はやはり優良銘柄でTECHのような上昇の勢いはありませんがコツコツ、じわじわと地道に安定して上げている銘柄です。
既にコロナ前の水準に7月時点で一旦回復し、最近また近いところまで回復しています。チャートを見る限りではコロナ前の$90代後半のところまでの上昇は時間の問題と思われます。
・XIAOMI 26.60 +0.45 (+1.72 %)
株価がまだ手ごろで今後の上昇に期待をしたいスマホメーカーのXIAOMIです。
日本でも最近は格安スマホのキャリアで販売がされているのを見かけるようになりました。
Hauweiが市場から排除されてきたことでその隙に入ってきたスマホメーカーの1つで今後の販路拡大の可能性から株価上昇に期待をしています。
ここ1年間で株価を2.6倍まであげているメーカーですがまだまだ上昇の可能性を秘めていると考えています。
もう少し内容の検討をしてみたいと思います。