今なぜ香港、中国株への投資をするのかというとコロナの影響から世界中のどこよりも速く回復に向かっているからです。
今、なぜ香港株、中国株への投資をするのか、5つの経済指標の判断するデータを見てみます。
ポイント 5つの指数!!
1、GDP 実績 と 予測
2、PMI 製造業 と サービス業
3、輸出統計 と 輸入統計
4、China industrial production 工業指数
5、China Retail sales 小売り指数
最初に根拠となる指標としてGDPの推移について、アメリカ、日本、中国のデータを並べて比較してみます。
1.GDPの推移と予測
①GDPの推移
既にデータではアメリカ -31.7 日本 -7.1 に対して第2Qでプラスに転じ3.2%
と発表されています。
②GDPの予測 (IMF)
IMFの予測ではGDPは2020年唯一プラス、そして2021年は8.2%と一番大きなとなっています。
ですが以前から言われてるように中国政府の発表するデータは信頼性の問題があるので他の各種データも見てみます。
2.PMI
PMI(Purchasing Managers’ Index:購買担当者景気指数)とは、企業の購買担当者らの景況感を集計した景気指標のひとつです。国別や、製造業、サービス業ごとの集計も行われており、米ISM(Institute for Supply Management)やIHS Markit社が公表しているものが有名です。一般的に鉱工業生産や雇用統計などの統計よりも景気先行性があるとされ、株式等の運用担当者の注目度が高い指標のひとつと言えます。
①製造業 430企業 .... 53.1でコロナ以前の昨年のデータを上回っている
*survey of private 430 industrial companies
②サービス業....19年の数時まで回復している
*over 400 private service sector companies
3.輸出入
①輸出
19年末の数字近くまで回復をしています
②輸入
輸出ほどではないが8割程度は19年末レベルまで回復しています
4、China industrial production 工業指数
こちらもコロナ影響の前にかなり近づてきている
5、China Retail sales 小売り指数
2月の段階で既に前年と同等になっている
以上のデータでいくつかは信頼性、算出方法の問題があるかもしれませんがいろいろな角度から見たデータから読み取れることは、中国経済の回復が他の国より早いと考えられます。
このデータを参考して、世界経済がコロナウイルスの影響から立ち直るまでの間は、中国株への投資がアメリカ株、日本株に対して上昇の可能性があるのではないかと個人では思います。
次回以降は実際に何を買うかの検討に入りたいと思います。