昨日の香港株価は大幅下落をしました。背景には政府が株式取引の印紙税を0.1%から0.13%に引き上げると前場の取引終了後、正式に発表されたことがあります。
- 586.69ポイント 前日比 - 1.92%でした。
本日のHS指数です。
本日は昨日の大きな下落から回復し終値で355.93の上げとなりました。
そんな中で所有していますHSBC,中国平安保険(PING AN),BABAについて出遅れているところに対しての記事がありましたのでご紹介します。
記事の内容といいますと、『2021年の初めから上昇しており、過去2か月半で30%上昇しています。一方、伝統的な経済株は遅れをとっています。わずかに、ハンセン指数は同期間に約15%しか上昇していません。
伝統的な経済株では、金融セクターが特に注目に値します。HSBCホールディングス(0005)とチャイナピンアン(2318)の2つの大手企業は、パンデミックと景気回復の継続的な減速に刺激されています。HSBCとピンアン保険最近、強化の兆しも見られ始めています。
1)HSBCホールディングス:
HSBCは、昨年もさまざまなネガティブなニュースの影響を受け続けてきましたが、昨年9月の株価は28.5元に下落し、景気回復により株価は繰り返し上昇しています。 HSBCは2月23日に通期決算を発表すると同時に、2020年に配当を行うことを発表しました。業績と配当はともに市場の期待を上回りました。ワクチンの普及、世界的な大流行の緩和、米国の債務金利の上昇と相まって、銀行業界にとってはすべて有益です。
2)中国の平安:
2020年の中国の保険業界の保険料収入は4.5兆元で、前年比6.1%増加しました。長期国債の安定した利回りと相まって、本土の保険株は恩恵を受けるでしょう。また、医療と保険を組み合わせたピンアングッドドクターとの連携や、業界で明らかなメリットを誇る北水の恵みなど、改革を積極的に推進しています。』
ということで、今後は伝統的なハンセンインデックス銘柄について米国での株価上昇がNasdaq からDowへ上昇がロテイトしたことと同様に香港株にも起こるのではないか、という期待をうかがわせる記事でした。
本日は両銘柄とも上昇で引けています。
HSBCは+3.36% +1.55 でした。
昨年初頭の$60-$80までの上昇が期待できますので資産を増やすチャンスではないかと考えています。
上にも記載されているように発表された配当の再開は4月29日にUSD$0.15がり、今後の配当についてはまだ分かりませんが年4度ほどの配当が従来はありましたので楽しみです。
中国平安保険も本日は+2.62% +2.50と上昇しています。
スイス銀行発表の目標株価が$116となっていましたのでまだまだ上昇の期待ができそうです。
配当は例年2回行われています。今年の配当については上記にあるように5月24日にRMB1.40と発表されています。今日のレートで23円ほどになります。
HSBCについては昨年はネガティブニュースが続きポートフォリオを大きく減らしてしまいましたが、両銘柄についてはのこれからの上昇と配当が今年は楽しみになってきました。
どちらもこれまで通りに配当を目当てに長期保有で行きたいと考えています。