混迷を消えるBrexit。
Britain exit の造語のようですがどうなるのでしょうか?
イギリスは2016年6月23日にEUを離脱するべきか、残留するべきかを問う国民投票を行い、結果 離脱が52%、残留が48%の票を獲得し、離脱が決定した。離脱予定日は2019年3月29日と崖っぷちに来ている状況で、離脱のための合意案が議会で否決された。
注目は合意なき離脱なのか、Brexitを破棄するか、Brexitを延期するか、直近の動向に注目が集まっています。今月の29日が離脱の日ですので残すところ後2週間ほどになります。
解決をしなければいけない課題は山ほどありますが、なんら合意には至ってはいません。
イギリスに行きますと人とものがEU諸国と行き来しています。食料品、特に野菜などの生鮮品はEU各国から多くが輸入されています。
もし離脱をした場合、アメリカのトランプ大統領が国境に壁を作ろうと計画していますが、イギリスでも人やものの流入を防ぐためにアイルランドとの間になんらかの壁が必要になることでしょう。
生鮮品に税関検査、関税が必要となると物資が処理のため停滞しますので、鮮度の問題が発生すること、輸入品が課税されるとなれば物価の上昇も考えられます。
EU諸国の人々が雇用を求めてイギリスで就労していますが、この方々が離脱した場合にどうなるのか?或いは南ヨーロッパのスペインなどに多くのイギリス人が移り住んでいますがこの方々もどうなるのか?
国民投票でアメリカと同様、国内の白人労働者を中心に保護主義、排他主義が大等していて、主に労働者の支持により僅かの差でBrexitが決まりましたが、後2週間でどうなるかは注目です。
子供の学んでいる大学にも多くのヨーロッパから学びに来ている学生がいると言っていましたが、今後は学生の移動EU離脱によりこれまでのように自由にはできなくなるようです。
後2週間ですがやはり一旦は延期になるのではないかと予想しています。