混迷を極めているBrexit ブレグジットでイギリスの下院は日本時間15日未明に約2週間後に迫った3月29日のEU離脱を1回限り、6月末まで延期することを賛成多数で可決した。
動議は下院が2度否決した離脱合意案を20日までに可決することが条件としている。21、22日のEU首脳会議で延期を要請ことにはなったが、合意案承認は見通せず、EUの離脱を巡る英国内の混乱や不透明な情勢は継続する。
延期の可決は、経済や市民生活への悪影響を及ぼす「合意なき離脱」を回避することにある。メイ首相は合意案を3度目の採決にかけ、合意案に基づいた離脱の実現を目指したいところ。
国民投票で52%の賛成多数で可決したBrexitですが、この2%の差は微妙な僅かの差であるので現在でも同様に可決するかは微妙ではないかと思えます。
やはり移民の流入によって職を奪われた方々が排他的になり、保護主義を取るようになっている状況は先進国に共通した問題ではないでしょうか。
日本もこの4月から外国人の労働力を大きく受け入れる方向に進むので何年か後にはより排他的な意見が露出するのではと心配になります。
現在のイギリス、アメリカの情勢が近い日本の将来像となっているように思えますね。