暇つぶしを兼ねて古パソコンショップをのぞいてみましたところ、棚の片隅に鎮座している1台のノートパソコンに目が留まりました。
私の好きなThinkpadのモバイル X270というモデルで、intel i5のシールとWindows10 Proのシールがは貼られています。
どのようなスペックか調べてみましたところ 発売日は2017年7月で第6世代 i5 6300U 2.4GHz/2コア、メモリーはDDR4-PC4 17000とそこそこのスペックです。
ゲームをするわけでもなく、EXCELを使用したりネットをみる程度ですので最新のスペックは必要としてはません。
これまでにThinkpadはX210,E430,X1 Carbon,X240,X250といろいろなモデルを所有してカスタマイズを楽しんできました経緯があります。従来のThinkpadはカスタマイズ性があり、交換部品も多く市場で入手できるモデルで部品を交換して楽しむことができました。
しかし最近ではメモリーやSSDもオンボード化されてしまったためカスタマイズ性が失われたことで最近はThinkpadから遠のいていました。
今回見つけたモデルのX270はメモリー、ともにまだ着脱できるモデルですので興味がありましたがThinkpadは人気のあるモデルなためにジャンクでお店にでてもすぐに売れてしまうのでしょうか、なかなか価格が手ごろで外装が許容範囲にあるジャンク品に出くわす機会がありませんでした。
今回みつけた個体は若干の使用感はありますが外装はそこそこきれいです。またキーボードのもじの剥がれやテカリもなく納得いくものでした。
ではどのような理由でジャンクなのかといいますと起動しないということで、メモリーを付け替えても起動しない、という理由です。
早速、店頭で動作確認をしてみました。症状としては①通電はOK,②電源スイッチをいれるとメロディーが鳴り響くという信号が出ていました。
その警告音を調べましたところメモリー、もしくはマザーボードの不具合ということでした。
うーん、悩みます、考えます。もしも再生ができなかったら。。。。。
不良の内容がシールに書かれて貼られていましたがメモリーを差し替えてもNGとの記載です。もしもメモリーに問題がないとすれば問題はマザーボードになります。そうしますと基盤の修理は私の技量でとても及びません。完全に白旗です。
価格は5000円、ジャンク品の基本ルールはノークレーム、ノーリターンの鉄則がありますので購入は確信がない場合はギャンブルになります。
今回は確信はありませんでしたが5000円という価格ですので、もしも再生をすることができなくてもそれほどの痛手にならない、いい勉強代ということで購入を決意しました。
早速持ち帰り分解です。
裏ブタを開けての第1印象は悪くない、キーボードのテカリがない、文字剥がれがなかったこと、外装のやれがあまりないことから予想したとおりでした。稼働時間はそれほどないと予想できます。稼働時間が多い場合には冷却ファン周りが埃まみれになっているのが常です。
画像の通りファン周りには埃はほぼありませんでした。
それとマザーボードとHDD,SSDを繋ぐSATAケーブルがありませんでした。
純正スペックを調べましたところメモリーはDDR4-17000とのことですがネット上ではもっと高スペックなものを換装している方もいるので手持ちにあるDDR4-2300 8GBを使用して起動確認を行ってみました。