香港株 来週の戦略を考察するうえでやはり米国株のダウ、ナスダックの動きの考察が必要になります。
ここのところのダウのチャートです。
・DJI 29479.8 USD +399.6 (+1.37%)
10月30日に安値を付けて11月9日のワクチンのニュースで急激に上げその後横ばいとなっています。大統領選挙前がおおよそ$28500近辺での推移していましたので現在は更に値を上げて上昇基調となっていますが、コロナ前の高値と並んでいるのでここから上抜けるかどうかというところです。
・NASDAQ COMPOSITE INDEX 1829.3 USD +119.7 (+1.02%)
MARKET CLOSED (NOV 13 15:59 UTC-5)
現在高値の$1250近辺の上抜けを取りしているようで今回が3度目になっているので、もしここで抜けられなかった場合には一旦下げもあるのでしょうか?
・HANG SENG INDEX 26156.86 HKD−12.53 (−0.05%)
NASDAQは既にコロナ以前の値を大幅に上回って上昇していますが香港のHSIは今年の3月初頭の$29,000のところまでまだ達してはいません。あと$280程度はこれから中国の旧正月に向かって上昇していくのではないかと予想をしています。
しかしやはり香港株はアメリカ輸出に依存している企業も多かったり、中国株では米国市場での売買禁止措置もでましたので今後は新大統領の政策なども注意していないといけないと思っています。
・ALIBABA 257.00 +4.00 (+1.58 %)
ALIBABAにつきましては+1.58%ほど上げていましたが高値の$309から大きく下落しています。
他のテックでも同様に下げているようですがANTのIPOがらみの中国政府との状況についての続報なまだ何も出てきてはいませんので、保有を継続するのか、大損害を覚悟で損切りをしてしまうか判断に迷っています。
今回の下落についてはIPOが突然に延期されたことは事故と割り切ってしまって今のうちに他に乗り換えた方が良いのかもしれません。もう少し何らかの続報を待ってみたいと思います。
・TENCENT 602.00 +25.00 (+4.33 %)
こちらはALIBABAと違い値を4%上げています。
アメリカの大統領選前の高値が$630でしたのでALIBABAとは対照的にかなりの勢いで戻してきています。
このチャートをみますとやはりALIBABAはANTのIPO延期が大きく影響しているんと考えざる負えません。今後の好転に期待をしたいところです。
来週はこのほかの銘柄について少し見てみたいと思っています。