5月末に急用ができて久しぶりに行った香港B級グルメの焼味を食べましたが今回はWan Chai (湾仔)で匂いにつられて立ち寄った無名のワンタン麺屋さんです。
香港の雲呑といえば海老雲呑です。写真のように大きめの雲呑が麺の上にゴロゴロ乗っています。
中身は肉だけではなく新鮮な海老がゴロゴロと入っています。
ワンタンの中を見てみますとご覧のようにプロプリのエビがゴロゴロとは言っていて食感もとても良く食べ応えがあり、時々無性に食べたくなります。
このお店はWan Chaiという香港島のコンベンションセンターなどがある繁華街ですが、今でも写真のように手作りの雲呑でした。
今回香港に行って感じたのは日本円が安くなったこともありますが物価かなり上がっていました。当然家賃も値上がりしてるでしょうから一杯$30もしないワンタン麺屋さんが生き残って行くのは非常に厳しいと思います。このような貴重な昔ながらのお店には頑張っていただきたいとつくづく思います。
以前住んでいたKennedy Townにあったワンタン麺屋さんに行ってみましたが現在は既になくなっていました。この地域は以前は交通はバスしかなかったのですが地下鉄ができてからはすごい勢いで開発が進み新しい建物が沢山できてすっかり街並みが変わっていまい、高級なレストランばかりになってしまっていました。
雲呑麺を食べてしまった為にセントラルにある有名な住んでいる時にはよく通ったお店の雲呑麺が食べたくなったので行ってみました。
沾仔記(ヂムジャイケイ)というお店です。
このお店はセントラルからミッドレベルに向かうエスカレーターの始まり辺りにあるお店で、いつ行っても満員です。
こちらのワンタンも大粒で中には新鮮なプルプリなエビがゴロゴロと入っていました。
画像で雲呑麺の右にあるのはラー油で、雲呑麺屋さんには必ず置いてあります。
激辛ですのでご利用も際は注意してください。
今画像をみているだけでも食べたくなってきました!
香港の雲呑麺のスープはとても薄味で雲呑の海老の味を引き立たせています。
そういえば日本に帰ってきて感じたのは日本の食事はどこのレストランで食べてもとても塩っぱく感じました。今でも外食をすると塩味が強く感じてしまいます。香港で長く生活をしてると香港の薄味に慣れて、日本の醤油を多用している料理は全てしょっぱく感じてしまいます。
これだけ沢山の新鮮な海老が入ったワンタンを日本で作ると相当高くなるでしょうね!
流石にセントラルに位置している有名店ですので値段は先のお店よりお高く雲呑麺は$40 大体800円です。以前はHK $が15円程度でしたのでやはり日本円が随分と弱くなったと痛感します。
以前の感覚ですと$1が10円程度だったのですが。
雲呑以外にも牛肉やツミレなどのトッピングもありますが日本から久しぶりに香港に行って食べるのは海老ワンタン一択です!
香港のB級グルメはまだまだありますのでまたアップします。