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シンプルな生活を目指しています  海外での生活が25年を過ぎ日

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Stay Home 三越前から神田、万世橋

今日は用事があって神田に用事があったので行ってきました。

緊急事態宣言が39県で解除されましたせいか秋葉原界隈はある程度人出が多くなっているようでした。

また、中国人を含むアジア系外国人、少しの西洋人の姿も多く見受けられるようでしたが、日本への入国後は2週間の隔離をすることになっていますがこれらの方々が本当にしているのかと心配になりました。

日本の税関は緩いので自己管理になっているのでしょうから出歩いてしまっているのではないでしょうか?海外ではGPSの装置付きのバンドを装着されて監視をしている国もあります。

ハワイでは町中を出歩いてしまい逮捕される人がいる様ですので日本でもそれくらいの厳しさで管理してほしいですね。

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Stay Home ということで外出も食料の買い出し程度の生活で運動不足ということもありましたので、あまり人のいないコースを通って銀座線の2駅を散歩がてらに帰路は歩いてみました。

 

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普段ですと人が多くあまりゆっくりと街並みを気にすることがなかったのですが、三越本店とその隣の三井信託の建物はどちらもとても歴史を感じる豪華な建築物だということを今日はつくづく感じました。

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この近辺から日本橋、東京駅付近、丸の内界隈、そして銀座、日比谷あたりまではこの様な昭和初期の建築が多く残っていて日本の元気のあった時代を感じることができます。

今時の建物とは違うのはとても威厳のある装飾装が施されています。要するに無駄な豪華な飾り付け、

照明や看板にしてもとても綺麗で豪華です。三越前の地下鉄入り口にある照明ですが単に電球があるのではなく、装飾の中に電球がありとても豪華に感じます。

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三越デパートの看板ですが真鍮でできたとても重みの感じられる看板です。ちゃんと磨かれていて文字も輝いています。
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正面入り口ですがライオンの銅像が左右に飾られています。高度成長期だったのでしょう、今の企業観点で言えば無駄な装飾ばかりです。古き良き日本の成長期の面影を感じます。また、建物の床、壁、階段などは大理石でできていてとても豪華な作りだったと記憶しています。

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正面入り口に貼ってある説明です。

東京都選定歴史的建造物で1914年 大正3年建築とのことです。幾度かの増改築後昭和10年に完成して現在の形になったようです。

建築スタイルはネオ ルネッサンススタイルというらしいですね。

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この写真は御徒町の松坂屋のエレベーターですが同様にとても豪華な作りになっていましたね。年代的には三越デパートの建物とそれほど年代の違いはなさそうと思います。

 

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こちらは三井信託銀行ですがギリシャの宮殿の様な柱があったりしてとても重みを感じるたてものです。

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それに比べて最近のビルはどれもガラスばかりで特徴もなく無気質に感じてしまいます。見た目は明るく清潔感がある建物ですが、コストを抑えたとても安っぽい作りです。今の時代にこんなコストをかけた建築はどの企業もできないんでしょうね。

 

また最近はオリンピックのせいか歴史のある建築物がどんどん立て替えられてしまい、とても惜しく感じています。この傾向は中国でも同様で古いものを取り壊して近代的な建築に作り替えてしまう日本人を含むアジア人の共通点ではないかと思います。

 

ヨーロッパの様に何百年と変わらない街の作り方ができないのでしょうか。