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ベルリンの壁の向こうの世界 その1

今は2018年。

1990年に東西ドイツが統合されました。

それまで第2次世界大戦終了後の1945年から東と西にドイツが分裂し、西側のベルリンが壁によって分断された状態になっていました。

 

まだ壁のある当時にドイツに住んでいたことがありベルリンの壁の向こう側に興味があり、どのような違いがあるのかが知りたくて行ってみたときのことを思い出して書いてみました。

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これは当時ベルリンの壁の象徴的な場所でブランデンブルク門です。今は壁がなくなり

当時壁が存在していたとはとても信じられないくらい変わっています。

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これは西側からみたブランデンブルグ門です。壁にはいろいろな言葉が書かれていました。

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東側の白い壁が見えますがこの壁の位置で建物が切り取られているのが見えています。

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なぜこの壁ができたかの経緯については長くなるのでここでは割愛しますが、ある日突然に自分の住んでいる地域に線が引かれ、はい、今日からはソビエトの管轄する共産主義国、こちらはアメリカ、こちらはイギリス、こちらはフランスの管轄です、とベルリン宣言で決められてしまいました。当初は行き来は制限がありませんでしたがソビエト管轄区からの流出が激しくなったために東側から西へは行ってはいけません、と勝手に決められ、流出を食い止めるために壁をつくり自由を奪われてしまうことが平然と起こる時代でした。それが1990年まで続いていたなんてとても信じられない事でしたね。

以前の中国も似たようなものでしたが今ではご存知のようにある程度自由に中国から外に出れるようになってきています。

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写真でみてよくわかると思いますが本当に刑務所の壁のようで、監視塔があったり東側には映画に出てくる大戦中のドイツ兵の制服そのものでブーツをはいている警備兵が監視をしていました。

反対に西側にはそんな緊張した雰囲気はありませんでした。

 

現在のベルリンには当時の重々しい東側の雰囲気はまったくと言ってもよいくらいに消滅しています。

 

次回はCheck Point Charlieを経由し東側の壁の向こうについてです。