今日の香港市場はあまり大きな動きはありませんでした。
アメリカ市場では16日ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比470.63ドル高の29,950.44ドルとなり、今年2月につけた終値での最高値(29551ドル)を約9か月ぶりに更新し、初の3万ドル突破が見えてきています。
・DJI 29950.4 USD+470.6 (+1.60%)
MARKET CLOSED (NOV 16 15:59 UTC-5)
NAQDAQに遅れてDJが上げてきています。これまでTECH株を中心にNASDAQが大きく上昇していましたがここで米国の古くからある企業の上昇が始まり、コロナ前の水準を抜けてUS$3万突破が目前に迫ってきています。
昨日の上昇の背景には米製薬の新興企業モデルナが開発を進める新型コロナウイルスのワクチンの有効性を示す試験結果を公表したことが好感されたことによります。
先日の上昇はファイザーによるワクチンの有効性に対しての反応でしたが調冷凍保存が必要など、付帯条件が後から出てきたりしているので今回もいろいろな条件が後追いで発表されるのではないでしょうか、と考えています。
米株は実体経済がコロナ化で大打撃を受けているなか金融緩和によって上昇を続けていることに対し、バブル気味に感じています。
もし米国の株価がクラッシュしましたらまたリーマンショックの時のように世界中で株価暴落もあり得るのではないかと警戒せざる負えない気持ちがありますので、この上昇を手放しで喜べないように思っています。
・HSI 26415.09 +33.42 (+0.13 %)
HSIはHK$100のレンジで動いていました。
この値動きを見ますと今回のワクチンに対しての香港市場の反応はあまりなかったように感じます。
・HSBC 39.25 +0.45 (+1.16 %)
HSBCはHK$30を切って底値を付けて以来順調の上昇を継続しています。
しかしここにきて$40の壁が厚いようでなかなか上抜けができません。
ここで抜くことができないとWトップを形成してしまいすのでなんとか頑張ってほしいところです。
ここで来年の配当再開のニュースが出れば爆上げにあるのでしょうが。
・PING AN 87.90 +1.15 (+1.33 %)
中国平安保険です。地道にコツコツと上昇です。やはり中国の最大手保険会社は強いですね。
まだコロナショック前から$10近く下げたままですので今後$10をじわじわと上げているのではないかとか思います。
この銘柄は安定銘柄ですので長期保有をしていても安心ですが$84を中心に上下しているのであまり大き上昇の期待は難しいと考えています。
このチャートは5年間になりますがやはり$100を超えることがありません。
戦略としては$100に近づいたところで利確して他の銘柄に乗り換えが必要と考えています。
これはPING ANの過去3年間の配当です。
支払いの時期に準じますと以下になります。
2017年2回 HK$0.55+HK$0.58=合計HK$1.13
2018年3回 RMB1+RMB0.2+HK$0.70
2019年2回 HK$1.1+HK$0.83
2020年2回 HK$1.42+HK$0.89
大体年間2回の配当の合計でHK$2くらい 30円のイメージです。
株価$80として0.25%ですので決して期待するほどのものでもありませんので長期保有は念頭に入れないで行きたいと考えています。
中国、香港株は全体的に配当はあまりよくないですが。
最後に気になるALIBABAです。
・BABA 249.80 -4.20 (-1.65 %)
今日も予想通りに下げています。
売り圧力がまだまだ強いですね。もいい加減に損切りをしないとと思っていますがなにみも行動していません。既に大損していますので塩漬けにして放置か、損切りか決めかねてしまっています。
上げてくれればいいのですが などと期待しないで冷静に切ってしまわないといけないですね。
結論を急ぎます。
明日は上げてくれればよいのですが。。。。