D51を見てその大きさと技術力に感動しました。
先日川崎市内にある民家園というところに行ってきました。
その近辺は森林公園になっていて憩いの場として多くの方々が休日を楽しんでいる場所です。
そこに黒くてとても大きなD51が展示されています。
D51は主に太平洋戦争中に貨物輸送のために大量生産されて所属総数は1,115両に達しており、ディーゼル機関車や電気機関車などを含めた日本の機関車1形式の両数でも最大を記録した。この記録は現在も更新されていないようです。
他に台湾総督府鉄道向けに32両、胆振縦貫鉄道向けに5両が、サハリン州鉄道向けに30両、台湾鉄路管理局向け5両、朝鮮戦争における国連軍向けの標準軌仕様機が2両製造されており、製造総数は1,184両とかなりの車両が生産された蒸気機関車でした。
現在では全国の多くの公園などに保存されていてなかなか走っている姿を見ることはできませんが、現物のSLを見ることができます。
上記の力を利用してアナログな可動方式で多くの部品を組み立て可動させ、大量生産を行った当時の日本技術力は本当にすごいな、と思い知らされます。 今では企業は利益の追求ばかりでどんどん安っぽくなっている工業製品に対して魅力をあまり感じなくなっています。
これは全ての工業製品にいえるのでしょうがデジタルオーディオ、デジタルカメラ、時計、全ての機械式が時代とともにデジタルに変化して薄っぺらい、そして重みのない製品に変化しているのを見ますと便利で省エネの利点との引き換えに機会的な味わいが失われて悲しく感じてしまいます。
いつか蒸気機関車が走っているところを見つけて乗りに行きたいと思います。