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香港 環境問題 ゴミ

日本での現在の社会生活ではごみの分別は常識となっています。

 

燃えるゴミ、金属、電池、粗大ごみ、ペットボトルは本体、ラベル、キャップなどに細分化、家庭でも事業所でもゴミを分別して出すことが常識となっていて、子供も分別をして捨てをしています。

しかしここ香港でのゴミ出しは分別することなく、大半の市民はマンション住まいになりますが、非常階段に置かれているゴミ入れに全部まとめてごちゃごちゃに捨てることになっています。電池は最近では別の場所に容器が置かれそこに入れるようになってきています。

マンションによってはそのゴミ入れを回収して粗大ごみ、紙、その他くらいまでは分別されて毎日のように回収されているようです。

そのゴミは主に九龍サイドの新興住宅街になっている将軍澳の先の埋め立てに利用されているようです。今そのあたりはMTRも延長され新興住宅が建てられ新しい地域として発展していますが人によっては埋め立て地なのでゴミ臭いという人もいます。

生活の中で買い物をしますと、特に食品ですが肉や魚、野菜はプラスチックのトレイとラップで包装されています。お菓子を買えば大きなパックに一個ずつ包装されているのが当たり前です。スナック菓子でさえ大きな袋の中で小分けになっています。

湿気から保護する、便利に小分けにするのもわかりますがちょっと過剰包装ではないでしょうか?メーカー側も少し考えなくてはいけない時代でないかとつくづく考えてしまいます。

子供のころは豆腐は豆腐屋に器を持参して入れてもらったり、肉屋では木を薄くスライス(おそらく)した紙のようなものに包んでそれで紙の包装紙で包んだりしていたのを記憶しています。買い物袋は紙袋でビニール袋などは有りませんでした。

紙の袋は現在では木材の伐採につながり自然破壊になるのであまり使用されないのと、再生紙の場合は割高との理由で使用されることはあまりありません。

あそれと飲料類ですが現在はペットボトルが主流ですが以前コーラなどの飲料類は瓶が主流で飲み終わった瓶をお店に返すと10円が返金されリサイクルされる仕組みになっていて現在よりも進んでいたのではないかと思ってしまいます。

牛乳も今のように紙パックでなく瓶入りで毎日配達され空き瓶は回収さていました。今はあまり見なくなりましたが牛乳屋さんという存在、そして玄関に設置された木でできた牛乳箱がありました。

 

ここ香港では法令で買い物のビニール袋は$0.2を徴収されるのでエコバックが日本のように利用されています。

肉屋さんは店先に豚がつるされていて好きな部位を指名して切り落としてもらう地元の肉屋 ブッチャーではビニール袋に入れてくれます。街市(市場)にある魚介類、野菜、果物も同様にビニール袋ですね。

 そんな訳でここ香港、日本、その他の国々も同様に何を購入しても包装に使用されているごみが日々日常で大量発生していて、我が家でもビニール袋2-3袋を処分しています。

これが世界規模かと想像すると恐ろしくなります。

エコバッグの発想は素晴らしと思いますが、日々購買されている食品を購入するとパック用の包装材料が過剰過ぎて大量のゴミとなり、必需品ですのでどうしても減らすことができません。

 石油資源を使用してこのような材料を大量生産し、大量消費していますがプラスチック系の材料は再利用にも限界があり償却しその灰の処理が問題になります。

また償却により二酸化炭素の発生、熱の発生で地球に与える影響を考えますと世界レベルで大量消費される包装資材に関し考え直す必要があるのではないでしょうか?と考えてしまいます今日この頃です。

 

率先してゴミを少なくするように生活を改善したいと考えさせられています。