この写真をご覧ください。
香港で生活をしていますと日本では考えられないドアにまつわるハプニングが度々発生します。
この扉はトイレの扉です。用を済ませて手を洗って出るためにドアノブを回しました。
普通はドアノブを回すとデパって引っかかる部分がありますが、ノブを回すことで中に引っ込ませて扉が開く機構になっていますが、なんとノブが何の抵抗もなく回ります。当然引っかかっている部分が凹まないのでドアは開きません。
あれ??もしかして壊れている?
そんなバカな!!家族は夏休みで全員日本に帰国しています。閉じ込められた!
幸い携帯を持っていたので大家に状況を説明して鍵屋を呼ぶようにお願いしました。当然玄関の扉も二重にロックしてあります。それにチェーンに変わる棒のような鍵もです。
心配無用、ここは香港。ドアの鍵を開ける業者はたくさんいます。30-40分して大家と鍵屋さんが一緒に救助に来てくれまして事なきを得ました。
もし携帯を持っていなければどうなっていたかと思うとゾッとします。夏休みが終わって戻った家族が閉じ込められて餓死した状態で発見、なんてことになっていたかもです。
その日のうちに家中のノブの劣化具合は同様と判断し全部を交換しました。もちろんドアノブは簡単に交換できるのでDIYで安く済ませました。
その他多数のハプニングがあります。
香港の玄関の扉はオートロックでしまったら外からは鍵を使用しないと開けられません。
やはりその時も家族が休暇中で日本に帰国し不在中でした。ゴミをいつものように階段踊り場にあるゴミ入れに持っていったところ、ドアを開けっ放しにしていたのでしたが風でドアがバターンと音をたて閉まってしまいました。カントン語でいうアイヤー、ガウチョア!といった心境です。
こんなことはしょっちゅうですのであわてず入り口の警備員にお願いして鍵屋さんを読んでいただき鍵を開けていただきます。頑丈な鍵でも ものの5分もあれば空いてしまいます。
開ける費用は大体500-700ドルです。高いですが致し方のないことです。
そんな経験を多数こなして行き着いたのがMULT-T-LOCというメーカーの鍵です。価格は高めですが、とても開けにくい(ピッキングしにくい)と言われていてること。万が一鍵を紛失しても合鍵を即もらえることが利点です。
イスラエルのメーカーMULT-T-LOCKという複雑な形状の鍵を安心という理由で高い値段でつけてましたが何と5分で空いてしまいました。
この鍵にはこの写真のカードがついてきてもしも紛失した場合カードを見せるとその場で合鍵を即時もらえるという優れものです。やはり家族の不在中に何度かお世話になっていまった身としてはこれほどのサービスが徹底した価値は多少高くてもあると思います。
几帳面でない私のような人には香港生活では鍵の苦労が絶えませんね。
街を歩いていると道理でドアノブを販売するお店、鍵を販売するお店が多いいことに気付くと思います。日本ではそれほど目に入ることはないと思いますがなぜこれほどまでに多いのかの訳が生活をすると理解できるようになります。
このメーカーMULT-T-LOCKの鍵は合鍵を是非、オススメです。