物心ついた頃から家のリビングルームにテレビがありました。
夜になると夕食時には消して家族で会話をしながら食事をとり、夕食後に皆でテレビの前に集まり見ていたものでした。
当時は何時には何を見るというのが暗黙で決まっていてその流れで見ていました。番組を知る手段は新聞の最後のページのテレビ欄、そして今あるか知りませんがTVガイドという週刊誌でした。
その頃は楽しい番組も沢山あり家族団欒のひと時を過ごせましたね。
記憶にある最初のテレビはこんな感じの小さな赤い白黒テレビでした。昭和40年前半かな??
そして今では当たり前のカラーテレビに小学生になるかどうかに変わりました。
次には脚のある少し大きめのテレビです。
今見て見るとデザインがアール・デコぽくてカッコよく見えますね。この頃もまだ白黒だったと思います。
そして時代は1970年代になりこんな感じのとても大きなテレビがある、というよりはリビングルームに堂々と鎮座していたものでした。この頃からカラーテレビに変わりました。記憶ではあまり性能も今の視点で考えると映りも良くなく結構パサついていたと記憶しています。
今見て見ると無駄に大きなテレビでしたね。
時は変わり1970年〜80年はSony製テレビが黄金期だったかな?
これまでにチャンネル変更の円形のつまみがなくなりプッシュ式に変わり感動しました。
その後80-90年代は黒いテレビになりました。
テレビの外装も木製からプラスチックに、チャンネルは回転式からプッシュ、そしてリモコンへと、ブラウン管から液晶へと変わり厚みも大きく変わってきました。
子供の時からリビングルームにあって当然だったテレビでしたが香港で生活をしているうちに見なくなりました。
最初はケーブルテレビを契約、そしてブロードバンドテレビを契約、そして日本の番組がオンタイムで見れるインターネットテレビを見ていました。
しかしいつの間にか子供がテレビをゲームのために部屋に持ち込んでしまった為に見ることもなくなりテレビの無い生活が数年経過しました。
テレビの存在の有無が気にならない大きな要因はインターネットの普及でないかと思っています。ニュース番組の代わりにネットで十分な情報が取れるので不自由は感じません。
後はテレビの前に長時間拘束されることもなくなり時間が取れる生活になったと感じています。
それと公共の放送で漫才師による内輪の話で盛り上がっているくだらない話の番組ばかりですので最近テレビを見る気もしなくなったことが最大の理由かもしれませんね。