医食同源 アンチエージング、グルメ、ライフスタイル

シンプルな生活を目指しています  海外での生活が25年を過ぎ日

follow us in feedly

ものを持たない身軽な生活>度重なる引っ越し

香港では持ち家でない限り賃貸という環境では常に家賃の高騰に悩まされ、幾度となく引っ越しをすることになります。

 

これまでの香港生活で度重なる経験した家賃の高騰は、

最初に‘97年のイギリスから中国への変換前にバブル経済に伴う家賃高騰、

その後は中国資本の流入による継続的な高騰に悩まされています。

 

香港での賃貸契約は2年契約になります。最初の1年は固定されていて家主、

借主ともに保証された期間になります。2年目は双方共に1か月前までの申し入れ

により借主が出ていく、それと日本では考えられませんが追い出されるシステムです。

 

どれと2年ごとの契約更新ではおおむね10%くらいの家賃引き上げが常識でしたが大家が経済状況が良いために追い出したいときには極端な値上げ150%-200%を言ってくることもあります。

そんな背景もありこれまでに引っ越しをした回数は5回にも及びます。

 

ポジティブにとらえますとよい機会を与えられいろいろな住む場所を経験できました。

最初に居住したのは九龍塘にある又一居(Parc Oasis)、その中で3度ほど、そして

今いるKennedy Townにある香港大学近くのマンションです。

ネガティブにとらえますと引っ越し貧乏で、引っ越しそのものの費用、そして家の広さが異なるので冷蔵庫、洗濯機など一般的には備え付けですが個人所有の家電、その他家具が入ったり、入らなかったりで相当の家具を処分してしまいました。

 

また、私物ですが当初はたくさん日本から待ってきたもの、買い足したものなどいろいろありました現在では服を含め家具以外でしたら衣装ケース5個くらいにしました。

引っ越しを重ねますと物を買うときに考えてしまうのと、香港では家が狭く収納スペースがないことでものを持つ、買う意欲がそがれてきてしまいます。

また、買うにあたってもできるだけ小さいもの、と考えるようにもなりました。

 

バブル時代を経験し当時はいろいろブランドものの洋服、靴、カバンなどをそろえてきていましたが今考えますとただの浪費だった、と反省をしております。

 

今になって分かったことはブランドの商品はその時代の最先端である、なくてはならないという特性から時を経ることにより時代遅れが際立って見えてしますということです。その時々で最先端に入れ替えればよいのでしょうが芸能人や、お金に糸目をつけないお金持ちの方々のものであり小生のような小市民が買うものでないと今は思っています。

 

今でも肩パット入りのジャケット、2タックのズボン、ダボっとしたシャツなど80-90年代の形の服を着用する中年の方が見受けられますが、当時高額で購入されたのだな、と理解できますが今それを着用しているのはちょっと違うななどど感じてしまいます。

 

これまで購入して着用していなかったGUCCI,FERRAGAMO,PRADAなどなどのブランド物の靴やかばんは全部処分してしまいました。特に靴は当時は定番だと思って買ったビットローファーなども時代の移り変わりでつま先の形状が微妙にかわったりしていましたので、今それを出してきてはいてもGUCCIだけどもちょっと違うような、なんてなってしまいますので当時大枚をはたいて購入しましたがすべて処分してしましました。

 

それでしたら安価なノーブランドのもので若干時代の流行を取り入れながらをこまめに入れ替えていったほうが清潔感もあってよいのではないかと自身の過去を振り返って観じております。

物を大切にするのは大変重要だと思いますが人前に出ていく身なりにはそのことはあまり当てはまらないのかな、って個人的には思っています。

 

物を持たないことにより生活の居住スペースを小さく、消費文化の現代において資源の浪費をなくし環境にやさしいと考えています。更に財布にもやさしい!!です。