ヨーロッパの香りのする照明
家の中を整理していましたら30年近く前に購入してから使っていなかった懐かしいものが出てきました。
まだドイツが西と東に分かれていた頃にドイツに住んでいましたときにあまりに綺麗だったので衝動買いをしたのを覚えています。
早速近くの電気屋さんで電球を買ってつけてみました。
30年前にタイムスリップし当時の状況がフラッシュバックし今もその時間の中にいるかのような、昨日今日のように思えてします。
このスタンドランプを買ったWurtzburgというロマンチック街道の始まりに位置する街でした。
住んでいた街はそこから20kmくらい離れた小さな街でした。当時、金曜日の3時に仕事が終わり休暇になりましたが土曜日、日曜日は商店が空いていないためにお店が閉まる5時までの2時間に食料品の買い出しが必要でスーパーマーケットへ猛ダッシュしたのをおぼえています。
時々は住んでいた街からこのスタンドランプを買った街に食料品以外の衣料品、他生活必需品を買いに出かけていました。
この辺りの街は中世の面影を多く残すとても風情のある歴史的な街でした。
そんな記憶がこのランプをみているとまるでつい最近、先ほどかと思うくらい鮮明に蘇ります。
今ではこんな素敵なランプにはお目にかかりませんね。