前回は香港にある幼稚園で日本語で授業をしている幼稚園のご紹介をしました。
日本語で教えている幼稚園に行く方は駐在員のご家庭で3-5年程度の短期滞在の方々が多いようです。
ですので滞在期間はご自身で決めるというよりは、会社の都合で決められることになり、突然に帰国が決まることもあるようです。
以前リーマンショックなど経済的な理由で、会社の経費節減などの都合で多くの駐在員が突如帰国するようなこともありますため、駐在員のご家庭では長期計画も立てられないためにインターナショナルスクールへの入学ではなく帰国後も視野に入れた日本語の学校への入学が一般的になっているようです。
中にはせっかくの海外生活ということもありインターナショナルスクールに通っていた子も大勢いますが、駐在員の場合は一般的に移動は4月、9月が多くなりますが突然の帰国決定で学期の途中で泣く泣く帰国になってしまう場合も多く見受けられました。
そんな場合は英語も日本語も中途半端になってしまいますので帰国されてからのリカバーが大変とも聞いております。
我が家の場合は中期滞在の計画で高校も家族と一緒に過ごせることを前提にインターナショナルスクールを幼稚園から選択していました。
駐在員の方々は日本人学校が中学校までしかないためと、受験の準備もあり中学生は高学年になるに従い帰国するご家庭も多くなり人数も減っていきます。
幼稚園だけを英語教育で、と考えて小学校からは日本人学校に通うというのも海外で生活だからできることなのかもしれませんね。幼稚園ではまだそれほど先を考えずに英語の幼稚園というのも良いのかとは思います。
では、代表的なインターナショナル幼稚園につきましてご紹介いたします。
①YMCA of Hong kong Christian international kindergarten
www.ymcaikg.edu.hk
この幼稚園はうちの子が通っていました幼稚園です。
場所は尖沙咀のペニンシュラホテルの隣にあるYMCAの中にあります。
非常にこじんまりとした幼稚園で、先生はアメリカ人の方が多かったです。
どうも幼稚園で教えられた英語が大人になっても残るようで、うちの子供の場合その後イギリス人の先生が多かったのですが、どうやらネイティブの人が聞くとアメリカアクセントになっているようです。私にはまったく聞き分けられませんが....。
わが子の場合、両親は純粋な日本人で家庭では日本語のみの生活です。そんな状態で幼稚園では訳の分からない言葉をしゃべっていて混乱しないかと心配でしたが、心配しなくても両方の言葉を自然と話せるようになるので、あまり心配をしなくても大丈夫なようです。
先生に1つ入学にあたりお願いされたのは家庭では英語をしゃべらないでください、と言われました。ネイティブでない人が発音も文法もめちゃくちゃな訳の分からない英語で話しかけないでください、ということですね。
ですので我が家では日本語のみで会話をしております。
YMCAの中にあるので施設は非常に充実していますので運動なども建物の中でできます。
学年はK1からK3までの3年間でアメリカ式の教育で、入学は3歳になります。
香港では日本人をはじめ外国人が非常に多いいこと、香港人も英語教育をさせる家庭が多いいのでインターナショナルスクールは非常に倍率が高くなりますので、入学の申し込み時期を確認し、遅れの内容に申し込みが必要です。タイミングを逃すと入学できる幼稚園がなくなりますので注意してください。
大体1年前から申し込みの必要があるところが多いいようです。
授業料がサイトには書かれていませんでしたので直接ご確認ください。
② ESF international kindergarten
www.esf.edu.hk
こちらはEnglish schools foundationの幼稚園です。
ESFは学区がありますのでお住いの場所により学校が振り分けられます。
この学校はイギリス系で、香港がイギリス統治下にあったという背景から幼稚園から高校まで、香港には多くの学校があります。
うちの子も中学、高校はESFの1つに通っていました。中学、高校編で詳しくは書いていく予定です。
基本的にESFは本来は統治時代に多く滞在していたイギリス人のための学校ということもあり、入学時点での英語力が問われますので日本人のご子息にとっての敷居はちょっと高いかもしれません。また、日本の学校によくあるエスカレーターで上の学校に上がれるかというわけでもないようです。
Tution Fee は学校によって違っていて2018-2019年では以下になります。
・Abacaus English stream :HK$80,000/Bilingual stream:HK$93,000
・Hillside HK$72,510
・Tsing Yi HK$80,000
Tuition fees are payable over ten months of the year and are deducted monthly by autopay.
③Australian International School Hong Kong
www.aishk.edu.hk
この学校はカウルントンの駅前にあるとても校舎もきれいで施設が充実した学校です。
1つ気を付ける必要があるのは学校のお休みがオーストラリアに準じていることです。
南半球でいうところの夏休みは短く、また冬休みが長くなります。
また、新学年は1月スタートで12月までになります。
Tution Fee授業料 $10,260 x 10 monthly payments
④French International School
www.fis.edu.hk
香港のインターナショナルスクールは各国の学校がありますが、日本人学校も同様ですが英語のクラスも用意されているのが一般的です。この学校はフランス人のための学校ですがフランス語の他に英語で教えるインターナショナルスクールも用意されています。区分けはFrench StreamとInternational Streamになります。
Tution Fee: HK$ 118,584/year Lower primary
⑤GERMAN SWISS INTERNATIONAL SCHOOL
mygsis.gsis.edu.hk
こちらはドイツ/スイス人学校のインターナショナルになります。
Tution Fee:HK$148,960
⑥HONG KONG INTERNATIONAL SCHOOL
www.hkis.edu.hk
Anual Fee :$216,200 Anual Tution Fee HK$196,200+Anual CApital Levy HK$20,000
この学校はアメリカのカリキュラムを使用していて、アメリカで学歴として認められるために多くのアメリカ人が通っています。
また、香港島の南側に位置しているためれパルスベイやスタンレイなど高級住宅街がら通っている香港人も多く、他のインターナショナルスクールよりもいろいろと費用が掛かるようです。
⑦American International School
www.ais.edu.hk
Tution Fee:HK$129,800
カウルントンにある学校です。
⑥Anfield International Kindergarten
www.anfield.com.hk
こちらはカウルントン、ワンポアにある幼稚園で今では小学校もあるようですね。
うちの子はこちらのNurseryに行っている時代はまだ幼稚園もありませんでした。
ここのNurseryからYMCAへ行く子供が当時は多かった時代でした。
カウルントンは以前は高級住宅街で大豪邸の一軒家が多くあります。その家を利用して幼稚園を運営しているのでとてもこじんまりとしていて、とても雰囲気の良い幼稚園です。
ここにあげました幼稚園以外にも国際都市の香港には、多くの外国人が生活をしていますため多くのインターナショナルスクールがあります。しかし、どの幼稚園も競争率が非常に高いのでなかなか思っている幼稚園に入学できない可能もあります。
常に願書の期限をチェックしておくことをお勧めします。